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命名規則
変数を定数式として使いたい場合は大文字で始まらなくてはならない。二文字以降は小文字でもよい。
i: Option Type = Int
match i:
t: Type -> log "type"
None -> log "None"
副作用のあるオブジェクトは!
で終わらなくてはならない。プロシージャとプロシージャルメソッド、そして可変型である。
ただし、Proc
型自体は可変型ではない。
# Callable == Func or Proc
c: Callable = print!
match c:
p! -> log "proc" # 自明なので`: Proc`を省略可
f -> log "func"
属性を外部に公開したい場合は、.
を始めにつけて定義する。.
を初めにつけなかった場合非公開となる。混乱を避けるため同一のスコープ内で共存はできない。
o = {x = 1; .x = 2} # SyntaxError: private and public variables with the same name cannot coexist
リテラル識別子(Literal Identifiers)
以上の規則は、文字列をシングルクォート('')で囲むと回避できる。すなわち、プロシージャルオブジェクトも!
をつけずに代入することができる。ただしこの場合、値が定数式でも定数とはみなされない。
このようにシングルクォートで囲まれた文字列による識別子をリテラル識別子という。
これは、Pythonなど他言語のAPI(FFI)を呼び出す際に使う。
bar! = pyimport("foo").'bar'
Ergでも有効な識別子の場合は、''で囲む必要はない。
さらに、リテラル識別子中では記号も空白も入れることができるため、通常は識別子として使えない文字列を識別子として使うことができる。
'∂/∂t' y
'test 1: pass x to y'()